ツアー会社から(ピックアップ時間含め)事前の連絡が何もなくとても心配だったが、開始時間の少しあとにホテルの前に迎えの車が来た。スムーズに合流するために、自分が参加するツアーの会社名を把握しておく必要がある。どの車も車体に会社名が入っていた。
今回参加したのはSvalbard Wildlife Expeditionsのseed vault hike – from seed to summit。スヴァールバル種子貯蔵庫を(外から)見るのと、ちょっとしたハイキングのツアーだ。種子貯蔵庫を見に行きたいと思ってツアーを探していたところ、ハイキングをつけてもそこまで値段がかわらないということでハイキングもつけたという感じで、ハイキングはちょっとしたおまけ程度の気持ちだったが、実際は(時間配分的には明らかに)種子貯蔵庫のほうがおまけだった。

ハイキング
集合後は一度ツアー会社のオフィスによって必要なもの(今回はティーセット)を取って、登る山について地図を見ながら少し(場所と名前程度)教えてもらって、自己紹介をしてからハイキングに向かった。説明の時にメモを取っていなかったので記憶がおぼろげだが、登った山は多分Blomsterdalshøgdaだったと思う。今回の参加者は、私とオーストラリア人の女性の2人だけで、ガイドをあわせて3人のスモールグループだった。
とりあえず車でハイキングのスタート地点まで移動。貸してくれるストックの長さを調整したり、服装を整えたりいろいろと準備して出発。最初は特にしんどいことなく、花の名前を教えてもらったりしながら歩く。

後半はそこそこ傾斜のあるガレ場を登っていく。終始色々とお話ししながら登っていく感じで楽しかった。少し遅れ気味だったりすると適宜休憩を挟んでくれるので無理なく登れる。今回は参加者が私含めて2人だけだったので標本数があまりにも少ないが、このツアーに参加する人はそんな登山ガチ勢みたいな感じではないと思う。
ただ、ガレ場の不安定さを思うと、普段全く登山しない人でも問題ないかと言われるとちょっとビミョー。体力的には何も問題ないと思うので、ガイドのアドバイスをよく聞いてゆっくりいけば普段登山しない人でも大丈夫とは思う。とはいえ、足元にも注意しながらガイドのいうことを理解しようと思うとそれなりの英語力が必要だと思う。私の英語力では余裕がない部分では何話しているのかいまいち理解できないこともあった。
尾根に出て、ケルンを風よけにしてクッキーと温かい飲み物で休憩してから山頂?へ。ゴール地点にはポストがあり、そのなかにあるノートに名前を書く。ここに限らずこのあたりの登山の伝統らしい。万が一の時に足取りを追うのに役立つんだとか。登頂後はひとしきり写真撮影等して下山。下山のほうが足腰はしんどいが時間的には早い。


帰りは少し違う道を通って、トナカイやトナカイの骨をみたり、綿みたいな花(ワタスゲ?)をみて車に帰った。

種子貯蔵庫
車に帰って一休みしてから種子貯蔵庫に移動。結構近い。この移動の途中にもトナカイがいた。三泊四日の滞在で10頭ぐらいはトナカイがいたと思う。最近は保全の甲斐もあってトナカイが多いらしい。
種子貯蔵庫は、何かあって品種が失われたときのために種子を貯蔵している。実際に戦争の影響で品種が失われて、ここに貯蔵していた種子から再導入?された例があるらしい。
外から見るだけなのでそこまで大きな発見はなかったが、上にもアートがあるのは今回の発見。上がどうなってるかなんて考えたことがなかった。








ツアー全体としては期待通りという感じ。ガッツリハイキングしたい人には足りないと思うが、ちょっとスヴァールバルの山を体験したい人にはちょうどよく、種子貯蔵庫も無難に観察できる。
この日は参加者が少なかったのもあったのかガイドからいろいろな話を聞けてよかった。話も上手だった。
結構おすすめだけど、1日でこれだけだとちょっと少ないかも。所要時間も短いので、炭鉱関係など、何かもうひとつ軽めのツアーと組み合わせたほうがよいと思う。私はこの日の夜にHuset restaurantに行った。


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